この前、高校生の入院患者さんに、
「あかりさんを見ていたら、看護師さんになりたくなったよ。どんな時に看護師になってよかったなって思う?」
って聞かれたんです。
その言葉だけでちょっと感動するぐらいうれしくて、その時まさに「看護師やっててよかったな」って思ったんですけど、改めて自分が看護師の仕事のどんなところに魅力を感じているのかを考えるきっかけになりました。
他の看護師さんたちは、どんな時に「看護師になってよかった」って感じているのかなぁ?

みんなが「看護師になってよかった」と思うのはどんな時?
看護師の仕事は楽なものではありません。人の命を預かるうえに、夜勤や長時間の立ち仕事なども多い、体力・精神力ともに必要とされる仕事です。
それゆえに「看護師はキツくて大変な仕事」というイメージを持たれることが多いですが、もちろんつらいばかりの仕事ではありません。
看護師の仕事に従事している人たちは、どんな時に「看護師になってよかったな」と感じることが多いのでしょうか? 主な意見をご紹介します。

・「ありがとう」と感謝の言葉をもらった時
看護師の仕事は、患者さんの健康や命に関わるものです。
それゆえに、一つ一つの仕事が「誰かの役に立っている」という大きな実感を得ることが多い仕事だと言えるでしょう。
患者さんやそのご家族、あるいは院内の他のスタッフなどから「ありがとう」と心からの感謝の言葉をもらった時に「看護師になってよかった」と感じる方は多いようです。
感謝の言葉をもらうことに限らず、日々いろいろな患者さんと出会い交流できることに喜びを感じるという声も。

・医療や看護の知識が役立った時
家族や親しい友人など、身近な人がケガや発熱などに見舞われた時、応急処置や診療科名などについてアドバイスできるのも看護師ならではと言えるでしょう。
自分の子育てや家族の介護などの際に看護師としてのスキルが大いに役立ったという声も聞かれます。

・就職、収入の安定を実感した時
不況に強く、安定した収入を得られることに対して「看護師になってよかった」という声はとても多いです。
医療現場はまだまだ人材不足が続く現状。看護師の資格を持っていれば就職に困ることはありません。数年のブランクを経ても比較的復職しやすいので、長く安定して働き続けることができる仕事だと言えるでしょう。
また、子育て中などに非常勤で働く場合でも、一般的なパートタイム労働に比べて時給が高めになることが多いのも魅力です。

うんうん、そうですよね!
どれも自分でもそう感じるものばかりでした。
看護師になりたいと言ってくれた患者さんにも、
「こんなにいいことがたくさんあるんだよ」
って伝えてあげたいです。
つらいこともあるけど、やっぱり看護師を選んでよかったなあと改めて感じました。
これからもがんばってもっと優秀な看護師を目指します!