夜勤の日は食事抜を抜いたり軽く済ませるなんて子もいるけど、私はしっかり食べないと動けないタイプ。しかもジャンクフードに走りがち。カップ麺やファーストフード大好き!
若い頃は夜勤続きでちょっと太っても、少しダイエットを心がけるだけで元に戻ってたんだけどなぁ。最近は一度体重が増えるとなかなか戻らないんだよね……。
このままじゃどんどん太ってしまうかも。対策を考えなくちゃ!
痩せにくくなる原因としては、脂肪を燃焼させる「成長ホルモン」分泌量の減少や、代謝の低下などが考えられます。
また、女性ホルモンの一つ「エストロゲン」の分泌量も加齢にともなって減少します。
エストロゲンは女性らしい体型を作る働きがあるばかりか、精神的な安定や気力の充実をもたらすことにも深く関わるホルモン。
エストロゲンが少なくなるとダイエット効果が表れにくくなってしまうのです。
加齢にともなってエストロゲンの分泌量が減少していくのはある程度は避けられないことです。だけど看護師さんなら、女性ホルモンの分泌量のバランスが生理周期に合わせて変化するものであるということをご存知かと思います。
そこで生理周期に注目して、エストロゲンが増える時期にダイエットして効率良く痩せようというのが「痩せ期」の考え方です。
生理周期は大きく「月経期」「卵胞期」「黄体期」に分けることができます。
それぞれの時期について、ダイエットの観点から過ごし方のポイントを見ていきましょう。
・月経期
生理中の約7日間は、体温が低下します。このため代謝も下がって痩せにくくなります。気分的にも落ち込みやすいので、無理なダイエットは禁物。身体を温めて血流を促し、リラックスして過ごすことを心がけましょう。
・卵胞期
生理後、排卵までの約7日間は、エストロゲンの分泌が最も高まる時期です。エストロゲンの働きで代謝が高まり、余分な水分や老廃物を体外に排出する働きが活発に。また、精神的にも安定するので食欲をコントロールしやすく、運動などのダイエットに取り組む気力が自然と湧いてきます。このタイミングこそが「痩せ期」であると言えます。
・黄体期
排卵後、次の整理までの約2週間は、もう一つの女性ホルモン「プロゲステロン」の分泌が高まる時期です。プロゲステロンは妊娠に備えて体内に水分や脂肪を蓄えようとする働きがあるため、この時期は太りやすい時期であると言えます。特に生理前の約1週間は精神的にも不安定になりがち。この時期は食べ過ぎてしまうことが多いので注意が必要です。塩分や脂肪の多いジャンクフードは、むくみなどの原因になるだけでなくPMSを悪化させる原因にもなるので、この時期は控えることをおすすめします。
そっか! 夜勤のシフトのことばかり意識してたけど、ダイエットには生理周期も重要なんだね。
ジャンクフード大好きだけど、生理前の時期はなるべく控えるようにしようかな……。
次の生理後の痩せ期には、ちょっとはりきって新しいダイエットに挑戦してみようっと。
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